HTML5 Conference 2018 基調講演の内容まとめ
基調講演
The web is shifting to the next gear(吉川徹氏)
HTML5 Conferenceは今年で7回目
ネイティブ → Webというこれまでの動きから変化
- かつてはネイティブでこなれる → Webへという動きがメイン
- 最近は最初からWebでという件も少なくない
- WebXR、Web Authenticationなどを使い、Webでできることも増えてきている
一ヶ月にWebにアクセスするデバイスの数は50億(えーじさん)
Webの発展
- かつてWebは停滞期もあったが、html5の登場によりインフラ化
- Webで発展中のツール
- Web RTC
- WebXR
- Web Authentication
- WebAssembly + Web Audio
これまでのWebのチャレンジ
- オープン性を保つための工夫
- 相互運用性を保つための工夫
- 一部ブラウザだけに実装されても、二つ以上のブラウザで使えないと標準化しない
相互運用性を保つためにやってきたこと
- Origin Trial
- Extensible Web Manifest
- Layered API
- Virtual-scroller
- async local storage
- AMP(Accelerated Mobile Pages)
AMPは制約を設けることで高速化を実現
- Web Packaging
- Singled Exchange
- Bundled Exchange
- Feature Policy
ウェブをより良くするためにできること
- ドキュメントの翻訳
- 勉強会への参加・登壇
- 仕様やブラウザベンダーへのフィードバック
感想
基調講演の中で何度か登場していたWeb×ARのWebXR、そしてWeb × 生体認証のWeb Authenticationが今後ますます注目されていきそうですね。 特にWeb技術を使って指紋認証などを行うWeb Authenticationのことは知らなかったので、ぜひサービスに組み込んでみたいと思いました!