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インフラ・サーバーサイドを頑張るカニが学んだあれこれ。

Dockerのコンテナ、イメージ、ボリューム、ネットワーク、全部を削除するコマンド

Dockerのリソース、全部消したくなったら。

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  • もう何が必要で何が不必要なのかも分からない。
  • このPCの不要なリソース全部消したい。

生きていると、こんなこともあると思います。

そんな時に大活躍するのがdocker pruneコマンドです。


便利コマンド集


とにかくDockerの何もかもを消したい時


docker system prune --volumes

これで全てがスッキリ消えてくれます。

もう既存リソースを使うことは決してない、と自信が持てるときだけ実行しましょう。


コンテナだけを消したい時


docker container prune

停止中(exited)のContainerが削除されます。


イメージだけを消したい時


docker image prune

現在Runningになっているコンテナに依存関係のないImageだけが削除されます。


ネットワークだけを消したい時


docker network prune

未使用のNetworkを全て削除します。


ボリューム以外(コンテナ、イメージ、ネットワーク)を全部消したい時


docker system prune

起動中でなく、かつ依存関係もないContainer, Image, Networkを削除します。

注意点

docker pruneコマンドを使う際はyes/noの確認が必要とはいえ、一度消すと顔が真っ青になるリソースもある可能性があります。

prune実行前には、必ずdocker lsやdocker psで既存リソースの確認を行うようにしましょう。